30 June 2017

JZC2017振り返り

少し遅れた感がありますが、問題が公開されたこともあり、簡単に振り返ってみます。
JNPC/JPCについては、代表が正式に発表されてからということで。


○参加者として

去年は遠方に、一昨年と一昨々年は受験勉強があったりで、参加者としても4年ぶりの参加。
受験直前でもPGPとか普通にやってたのでは、とか言わない。

・Round1(竹谷)
スタートダッシュということで、うまく手が動きました。
もう少しひらめき駆使して解かずに答えても良かったかなと思うけど、満足行く内容でした。
数独は気づかない人が出るだろうというひっかけと思わずに解きましたね。

・Round2(青木Serkan)
この大会ではもっとも、そしておそらく唯一の通常の大会のような内容のセットでしたが、
この2人の重さ全開!って感じのラウンドでした。
全然終わらなかったけど出来はまずまずだが、2誤答は良くなかった。
サイドワインダーはどうやったら車がこんな動きするんだ!と思わず突っ込みたくなりましたが、パーキングとは大分違った動きで面白かったです。

・Round3(枝豆)
難問は苦手なので予感はしていたが、予感通りの0点でした。難問強い人がうらやましい。
ガコを15分ぐらいで解いて、0点は回避できたと思って見なおしてたらミスが見つかって、修正できずじまいでした。最後数マス埋めるところで詰めが甘かった。

・Round4(広瀬あつみ)
生粋の文系として頑張りたいところでしたが、スリリンが難しく、勘も当たりませんでした。
単問の言葉系パズルでも、アンサーキーを工夫することでここまで緩急をつけられるんだ、というのが自分には新鮮でした。


確か枝豆ラウンド以外は3位か4位、枝豆ラウンドだけ0点とはいかにも僕らしい(笑)
まめぇ


○出題者として

今回、初めて出題者側として参加させてもらいました。
出題ミスや別解があったり、いい意味で能力の偏ったテスターの結果を信用し過ぎたり、
前日に家のプリンターが切れて昼休みに印刷していたり、内容以前の部分での反省点がかなりありました。ここは経験でカバーできると信じることにします。

内容面でも、ラウンド全体としてコンセプトが明確だったラウンド1・3・4に比べると、
全体として何がしたかったのかという部分がやや不明確で、まだまだだったなという気がします。
他の人の出題傾向を聞いていて図形成分が少なそうだったので、図形成分多めのラウンドにしたのですが、いっそすべてジグソーパズルとか、全て分割ぐらいとか尖がってても良かったのかもしれません(笑)

とはいえ、特にネタ成分が強かった後半2種類は、ひどいとか言われるのではと思っていましたが、思っていたよりも反応は良かった気がします。解けなくても笑ってくれれば、作者としては満足です。


・ポリオミノ分割
トケタ4で多数出題され、最近の主に海外のオンラインコンテストで人気のパズルです。
ルールがわかり易い、それでいて適当に作っても面白いパズルになる優秀なパズルだと思います。
最初にしては2問とも重め。2番は、特殊形である「2」がまだ出そうだな、と読めればしめたものです。

・ブロックメイズ
トケタ4で扱いましたが、ポリオミノ分割とは異なり、私が1人で押しまくっていたパズルです(笑)
出題ミスはもちろんですが、2番が難しすぎましたね。大きいだけで20点みたいな盤面の方が、このパズルの魅力を伝えられた気がします。

・Sunglassopia
myopiaルールはJPCでもバトルシップとの融合で出題されました。
元々はループ系ですが、どの系統のパズルと組み合わせても面白くなるルールだと思います。

・ジグソー四角に切れ
おそらく、ほとんどの人は予想していなかった問題だったのではと思います。
2番のネタのために、ピースの点線を消す不自然さをどうするかが一番悩みました(背景に点線を入れてカバーしました)
3番はたぶん60点とかでも良い問題なのですが、見て「バーカ」と思ってすっ飛ばしてくれればそれでいいやと思ってあの配点にしました。正解者ゼロかなと思ってたんですけどね。

・JZCフレンズ
タイトルだけ考えてルールの考案にすごーく悩みました。
でも何とかなったよ。すごーい!
たぶん一番軽めのセットになったので、解いてて「たーのしー!」ってなった人も多かったでしょう。わーい!でもたぶんもう2度と出ないよ!

・フィルオミノ(エキシビション)
超人プレーヤーによる超絶技巧を見せたい、と思ってかなり易しくしました。
結果的には立候補者が枝豆君を倒してくれて最高の展開でした。すごーい!